| ルゥ、突然だが今度皆でベルンに行くことになった。 | |
| えっ、ベルン?どうして? | |
| 墓参りだ。ニノの家族がベルンに眠っている。 ここの所訪ねてなかったが、お前達も大きくなった事だし、皆で行くことにしたんだ。 |
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| お母さんの家族って誰なの? お母さんのお父さんやお母さんのお墓? |
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| 母さんの兄にあたる人の墓…つまりお前にとっては伯父にあたる人の…だな。 | |
| 僕のおじさん?おじさんってどんな人だったの?お父さんは会ったことあるの? | |
| ああ、ある。 人柄は俺は親しくなかったから分からないが、ニノは血は繋がっていなかったが、仲の良い兄妹だったらしい。 |
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| へえ…僕も会ってみたかったな。お母さん、元気で明るいからおじさん達とも仲良かったんだろうな…名前は何ていうの? | |
| ロイドとライナス。言い忘れたが、ニノの兄は二人いたんだ。 しかし…俺が彼らについて知っている事と言えば名前と、…強さ位なものだ。 |
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| 二人いたんだ…二人とも強かったの?お父さんと同じくらい? | |
| ああ、強かった。父さんと同じくらい強かった…・ ……本当ならこの話は母さんが話すべきなんだろうが、ニノはまだこの話題は辛いだろうから、ルゥもあまり聞かないでいて欲しい。 |
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| お父さんと同じくらい?だったらすごく強かったんだね…お母さん、僕がもっと大きくなったら話してくれるかな?それまでは聞かないでおくね。 | |
| ルゥはニノに似ていい子に育ったな。…いつか、お前とレイに父さんと母さんの昔のことを話そうと思う。詳しいことはその時に教えるつもりだ。それまで待っていて欲しい。…でも… | |
| でも? | |
| …聞いたら父さんのこと嫌いになるかもしれないな…。 | |
| どうして?僕がお父さんのこと嫌いになるなんてことないよ!だって優しくて自慢のお父さんだもの。 | |
| ……………ありがとう、ルゥ。お前のほうこそ俺には勿体無い自慢の息子だ。 | |
| お父さん…照れちゃうよ。でも嬉しい。ありがとう、お父さん。 | |
| ………ベルンまでは長旅になる。準備はしっかりしておきなさい。 | |
| はーい!家族みんなで旅行するのって初めてだから楽しみだね! | |
| 旅行?そうか…そう言えばそうだな。…それは楽しみだな。 |